- 2016-01-12
米利上げ、日本経済停滞、それでも円高の怪
為替・ドル円 117円台後半(2016.1.12) 中国経済をめぐる先行き不透明感が根強く、リスク回避の円買いが進んでいる模様。昨年末2015年12月16日、FRBは、政策金利の0.25%引き上げを決 […]
為替・ドル円 117円台後半(2016.1.12) 中国経済をめぐる先行き不透明感が根強く、リスク回避の円買いが進んでいる模様。昨年末2015年12月16日、FRBは、政策金利の0.25%引き上げを決 […]
裏の基軸通貨としての円 アメリカは80年代以降、巨額な経常収支の赤字を抱えた債務大国となっているが、ドルは基軸通貨という地位にあるため、下落せず、常に過大評価状態にある。 一方の日本は、債権大国とな […]
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ユーロ導入という社会実験 1999年、EUは、欧州単一通貨であるユーロを導入した。以来、ユーロ経済圏は拡大し続け、2015年までにバルト三国にまで広がっている。だが、ユーロ導入は、EU諸国にとって、 […]
(上海の高層ビル群) 読書案内 門倉貴史『中国経済の正体』(2010) リーマンショック後も堅調な中国経済 2010年刊行。 中国がGDPで日本を抜く直前の経済状況を解説している。 2008年のリ […]
インフレ政策目標(インフレターゲット Inflation Targeting)とは、政府や中央銀行による通貨政策によって、通貨供給量と流動性を調整し、物価上昇率(インフレ率)を2%前後の一定の範囲内 […]
読書案内 岩田規久男『デフレと超円高』(2011) 日本は1991年のバブル崩壊以降、2009年までの平均成長率が0.7%、失業率が5%台と、長期経済停滞を続けた。しかし、この間、為替相場は円高ドル […]
マネタリズム (Monetarism) とは? 貨幣供給量が総需要を決める最も主要な要因であるとする考え方をマネタリズムという。そのためマネタリズムでは、通貨の数量や流動性を調整する通貨政策によって […]
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為替レートを決める要因とは? 現金を使わずに金融機関を通じて決済を行う仕組みを為替という。国外との取引で国際金融を通じて行う場合は外国為替と言い、異なる通貨の交換を伴うことになる。この外国為替市場で […]
書評(残念な本) 山田順『資産フライト 「増税日本」から脱出する方法』(2011) 資本逃避のためのあの手この手 2011年刊行。 富裕層から老後資金に余裕のある一般の人まで、資産を海外に移す動きが […]
読書案内 川北隆雄『日本国はいくら借金できるのか?』(2012) ギリシアと日本の違い 日本の財政危機は、年々その深刻さを増している。経済協力開発機構(OECD)の発表(2012年6月)では、日本政 […]
読書案内 辛坊治郎・辛坊正記『日本経済の不都合な真実』(2011) 日本政府の借金、1000兆円間近っ!! 中央政府の借金である国債発行残高が、そろそろ1000兆円に近付いている。このまま大量発行を […]