Book Review

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暮らし・生活

パチンコを全廃させた韓国 – 若宮健『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』

読書案内若宮健『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』(2010)日本で報道されなかった韓国のパチンコ全廃 パチンコ産業では、韓国・北朝鮮資本がほとんどを占めていることは、一般に良く知られていることだが、韓国がパチンコを全廃したという事実は...
独立・起業

起業にお金はいらない – クリス・ギレボー『1万円起業』

読書案内クリス・ギレボー『1万円起業』(2013)起業することに資金は要らない 原書は2012年の出版。 前回の記事で紹介した「身の丈起業」に近い考え方で、起業をもっと身近なものとして捉えようという本。 従来、起業するといえば、資金を集めて...
独立・起業

起業をもっと身近に – 一橋総合研究所『「身の丈」起業のすすめ』

読書案内一橋総合研究所『「身の丈」起業のすすめ』(2005)起業に対する考え方をもっと柔軟にするために 「身の丈起業」とは非常にいい言葉だと思う。 起業というとかなりな資本金を準備し、非常に高いriskをとるものという印象があるが、むしろ将...
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経済

1000兆円!? 膨れ上がる日本の借金 – 川北隆雄『日本国はいくら借金できるのか?』

読書案内川北隆雄『日本国はいくら借金できるのか?』(2012)ギリシアと日本の違い 日本の財政危機は、年々その深刻さを増している。経済協力開発機構(OECD)の発表(2012年6月)では、日本政府の借金は、対GDP比で214.1%。政府債務...
経済

大量発行され続ける日本国債、ホントに大丈夫? – 辛坊治郎・辛坊正記『日本経済の不都合な真実』

読書案内辛坊治郎・辛坊正記『日本経済の不都合な真実』(2011)日本政府の借金、1000兆円間近っ!! 中央政府の借金である国債発行残高が、そろそろ1000兆円に近付いている。このまま大量発行を続けていて、日本国債は、海外からの信用を維持し...
政治

格差問題をまるで理解しない (自称) 専門家たち – 山田昌弘『希望格差社会』

書評(残念な本)山田昌弘『希望格差社会』(2004)文明批評を根拠に語る経済問題 発表当時、非常に話題になり、かなり売れた本だが、内容自体は極めて粗雑で流行語を作ったということ以外には何の価値もない本。 現在の日本では経済格差が広がり、社会...
政治

格差問題をネタに商売にしようとする人たち – 三浦展『下流社会』

書評(残念な本) 経済格差が社会問題化し、さまざまな場で議論されて注目されるようになると、必ずその話題に乗って、一儲けしようと考える人たちが現れる。今回読んだものそんな本。。。三浦展『下流社会』(2005)実態調査ではなく、意識調査 総中流...
企業・経営

電子書籍は日本で普及しない!? – 山田順『出版大崩壊』

書評(残念な本)山田順『出版大崩壊』(2011)根拠のない電子書籍懐疑論 2011年に刊行の本。 前年の2010年は、「日本の電子書籍元年」になると騒がれていた。だが、日本では電子書籍の普及は遅れに遅れ、Amazon.co.jpで日本語対応...
企業・経営

電子書籍がもたらす新しい読書の形 – 佐々木俊尚『電子書籍の衝撃』

読書案内佐々木俊尚『電子書籍の衝撃』(2010)電子書籍脅威論のウソ 2010年刊行。 2009年10月にKindleが日本に初上陸し、2010年は日本の電子書籍元年になると騒がれていた頃に書かれた本で、電子書籍に対する期待が伝わってくる。...
労働・就職

これから生き残る職業は何か? – 渡邉正裕『10年後に食える仕事 食えない仕事』

読書案内渡邉正裕『10年後に食える仕事 食えない仕事』(2012)グローバル化の時代だからこそ日本人としての特性を活かす グローバル化が進展する中で、日本の労働環境はどう変化していくだろうか?すぐ2、3年先というのではなく、比較的想像しやす...
労働・就職

会社は職歴を磨くために利用するべきもの – 山崎元『会社は2年で辞めていい』

読書案内山崎元『会社は2年で辞めていい』(2007)これから働き出す若い人たちへ デフレ経済が長引いて、日本の雇用を取り巻く環境は大きく様変わりした。今では終身雇用といったことを素朴に信じる人は誰もいなくなった。会社側も社員の全人生に責任を...
政治

公共事業に群がる人々 その2 – 藤井聡『公共事業が日本を救う』

書評(残念な本)藤井聡『公共事業が日本を救う』(2010)民主党政権への批判本 2010年刊行の本。 2009年8月に民主党政権が誕生しているので。。。もう執筆動機がミエミエの「政治的」本。 当時、民主党政権が発足して、公共事業への予算削減...
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