北朝鮮化する韓国 – 文大統領の無慈悲な発言

激越な文大統領の発言

8月2日、日本政府は輸出管理で優遇措置をする「ホワイト国」から韓国を除外することを閣議決定した。
この日本の決定に対し、2日午後、韓国の文大統領は、臨時の閣僚会議を開き、声明を出した。

曰く。。。

「問題解決への外交的努力を拒否し、事態を一層悪化させる非常に無謀な決定だ」

「日本が外交的解決策を提示し、行き詰まりの道に行かないよう警告する。問題解決へ向き合おうという韓国政府の提案を日本政府は最後まで受け入れなかった」

「韓国政府と国際社会の外交的解決努力を無視し、状況を悪化させた責任が日本政府にあるのが明確になった以上、今後起こる事態の責任も全面的に日本政府にあることをはっきり警告する」

「深刻に受け止めているのは、今回の措置が韓国経済を攻撃し、経済の未来成長を妨げ打撃を加える明らかな意図を持っているという事実だ」

「日本の不当な経済報復措置に相応の措置を断固とる。韓国経済に被害を加えようなら、われわれも真っ向から対応する方法がある。日本も大被害を受けねばならない」

そして、言い放った言葉が。。。

盗っ人猛々しい!

もとの言葉は、「적반하장(賊反荷杖)」で、盗っ人が悪びれもせず逆に棒を振りかざしているさまを言うらしい。
要するに、盗っ人である日本が、被害者である韓国に楯突くとは何事だ!ということなのだろう。

ともかく、一国の元首が、公式の場で他国に向けて使う言葉ではない。今回の文大統領の声明は、終始、激しい言葉遣いで、攻撃的、威嚇的なもので、敵意をむき出しにし、著しく品性を欠いている。
非難声明というよりは、煽動的で、あたかも日本に対し恫喝しているかのような発言だ。

しかし、これでも文大統領の発言は、国家の最高責任者としての立場上、少し控えめになされている。

他の議員の発言は、さらに奮っている。

日本発の経済大戦が現実のものとなるなら、日本は再び国際貿易秩序を崩壊させた『経済戦犯国』として記録されるだろう」

「政治的な問題で経済報復をしてはならないという原則を一貫して強調し、日本政府の措置が名分のない一方的な侵略行為であることを明確にした」

「グローバル経済秩序に対する明らかな宣戦布告

「安倍晋三政権の経済侵略は経済を媒介として(韓国に)コントロール可能な親日政権を樹立しようとするものだ」

どうやら日本が戦争を始めたと思っているらしい。

さらに海外記者を呼んで記者会見での発言。

「自国企業の被害まで当然視する態度で神風自殺爆撃が行われた真珠湾空襲が想起される。(戦犯国)日本は経済戦犯にならないよう願う」

「今回の経済侵略の最終終着点は明らかだ。韓日葛藤を意図的に増幅して憲法を改正して再武装しようとすることだ。戦犯国日本の再武装という妄想は後戻りできない世界経済の破壊につながるだろう」

「安倍首相が直ちに経済戦争を中断してその原因である歴史を謝罪しなければ、彼が最も売りたがっている製品東京五輪に対して全世界の良心が不買運動をすることになるだろう」

もう、抗日歴史映画の見過ぎだろ!

驚くべきことに、こうした発言からは、客観的な情勢分析を行おうとする様子が全く見られない。どうやら彼らは、妄想の中の大日本帝国と戦っているようだ。

しかもこの一連の発言は、韓国与党「共に民主」が党内に設置した「日本経済報復対策特別委員会」でのものだ。
この党内委員会は、日本の輸出管理見直しに対して対策を行うため開設されたものだが。。。名称が「日本経済報復対策特別委員会」って、どうなのよ?
しかも、「経済報復」ではまだ生ぬるいと感じたのか、7月17日、委員会の名称を「日本経済侵略対策特別委員会」へと変更している。

「侵略」なのだそうだ。

。。。

なんだか、だんだん発言が北朝鮮に似てきたな。。。

韓国議員の発言も踏まえて、ムンムンの声明の「北朝鮮語訳」を作ってみた。

ムンムン「日本反動層の卑劣で悪らつな政治的迫害策動による経済侵略は、全世界と韓国人民に対する明確な挑発行為であり、人道主義と国際法を乱暴に蹂躙した許されざる蛮行、反人倫的悪行である。千年来の敵である日本に対し、わが人民は決して屈することなく、最期のひとりまで、日本の悪逆な侵略行為に抵抗するであろう。

過去の歴史を反省せず、あろうことか盗っ人猛々しく、わが人民に経済侵略を仕掛けてくる蒙昧な安倍政権が、自らを省みず、非道な行いを改めないなら、わが人民と政府は一丸となり、日本に無慈悲な鉄槌を下し、パプリカの販売を止めてやることだろう」

そのうち、ムンムンの発言も黒電話の発言と区別つかなくなっていくのだろうか。
一国の最高責任者として、冷静な発言を期待したい。