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政治

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アメリカの政策に翻弄される南米諸国 – 石井陽一『「帝国アメリカ」に近すぎた国々 ラテンアメリカと日本』

読書案内石井陽一『「帝国アメリカ」に近すぎた国々 ラテンアメリカと日本』(2009)新自由主義の実験場となったラテンアメリカ哀れメキシコよ。アメリカにあまりにも近く、天国からあまりにも遠い。 2009年刊行。 2008年9月のリーマンショッ...
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日本の対中戦略 – 上念司『国土と安全は経済(カネ)で買える』

読書案内上念司『国土と安全は経済(カネ)で買える』(2014)中国の覇権主義と日本の対応 日本は、積極的に支那と戦争をする必要はありません。ひたすらアベノミクスで経済力を強化しつつ、支那を取り囲む国々と経済的な連携を強め、「静謐を保つ」こと...
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軍事大国化する中国 – 孫崎享『不愉快な現実』

読書案内孫崎享『不愉快な現実』(2012)世界最大の経済大国となった中国 2012年刊行。 「中国は今後10年以内に、経済・軍事の両面でアメリカと肩を並べる大国になる」——。 これは多くの人が予想していながらも、直視を避けてきた現実である。...
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新安保法制は大丈夫? – 孫崎享『日米同盟の正体』

読書案内孫崎享『日米同盟の正体』(2009)新・安保関連法制 2015年9月、「平和安全法制」関連の2法が可決・成立した。この安保法制によって、従来の「専守防衛」に基づいた憲法解釈が大きく変更され、日本はついに集団的自衛権を容認するに至った...
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世論操作するアメリカ – 堤未果『アメリカから<自由>が消える』

読書案内堤未果『アメリカから<自由>が消える』(2010)世論を誘導する政治 2010年刊行。 本書は、2001年の同時多発テロから10年近くが経過してもなお、テロの脅威に怯えながら、国民への監視体制を強化し続けるアメリカ社会の姿を描いてい...
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繰り返される右翼テロ – 河野博子『アメリカの原理主義』

読書案内河野博子『アメリカの原理主義』(2006)極右テロの頻発 2006年刊行。 第二次ブッシュ政権下、泥沼化するイラク戦争を推進した右派勢力と、それを支持するアメリカ国内の右傾化する世論を取材している。 アメリカでは1980年代末から1...
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中東の政治的空白が生んだ怪物 – 池内恵『イスラーム国の衝撃』

読書案内池内恵『イスラーム国の衝撃』(2015)突如登場したイスラーム国(IS)とその背景 独裁政権の暴力に頼っている限りは、過激派の発生は止まず、かといって過激派の抑制には、独裁政権を必要とする。このジレンマにアラブ世界は、疲れ切っている...
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90年代の保守主義運動とは何だったのか? 排外と自己喪失の時代——90年代保守運動からネトウヨへ

90年代の保守主義運動とは何だったのか? 90年代後半における保守主義運動とはいったい何だったのか?それはどのようにして生まれ、どのようにして瓦解していったのか。 1990年代、保守思想は「日本人としての誇り」を静かに問い直す運動として広が...
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統計から見るネトウヨの実態 – 古谷経衡『若者は本当に右傾化しているのか』

読書案内古谷経衡『若者は本当に右傾化しているのか』(2014)統計から読み解く若者の右傾化 2013年末に公開された映画『永遠の0』の大ヒットや、2014年2月の東京都知事選において田母神俊雄候補が20代有権者から24%の得票を得たことなど...
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矮小化された保守思想の末路 – 安田浩一『ネットと愛国』

読書案内安田浩一『ネットと愛国』(2012)ネットの中で歪む愛国心「あの人たちだって、楽しくてしかたないって人生を送ってるわけじゃないんだろ?そりゃあ腹も立つけど、なんだか痛々しくて、少なくとも幸せそうに見えないなあ」 在特会(「在日特権を...
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中国の市民社会化はなぜ失敗したのか? – 転換点の2001年を振り返る

2001年、中国の世界貿易機関(WTO)への加盟 1978年、鄧小平の指導のもと、中国は改革開放政策を実施し、市場経済の導入に踏み切った。それ以降、中国は急速な経済成長を遂げ、「世界の工場」としての役割を果たしてきた。 そして、2001年1...
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やっぱり良く分からない中国 – 橋爪大三郎・大澤真幸・宮台真司『おどろきの中国』

読書案内橋爪大三郎・大澤真幸・宮台真司『おどろきの中国』(2013)文明的な自然状態——中国 - 混沌の中の秩序 2013年刊行。著名な社会学者3人による鼎談書。中国社会の歴史的・構造的な特質を、比較社会学的な視点から多角的に論じている。 ...
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