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政治

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EU拡大のゆくえは? – ヨーロッパ統合の課題

コペンハーゲン基準 1993年6月、デンマークの首都コペンハーゲンでEUサミットが開かれた。 このコペンハーゲン・サミットでは、ヨーロッパ中東部のEU加盟のための原則が議題となった。ヨーロッパ中東諸国で、EU加盟を望む国は、所定の政治的、経...
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東欧諸国の挑戦 – 羽場久美子『拡大ヨーロッパの挑戦 増補版』

読書案内羽場久美子『拡大ヨーロッパの挑戦 増補版』(2014)東西ヨーロッパの統合 2014年刊行。2004年の著作の増補版。 EUは、2004年に中東欧10カ国の加盟を承認した。一度の承認としては過去最大で、大規模拡大となった。これらの国...
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ドイツ一人勝ちのEU – エマニュエル・トッド『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』

読書案内エマニュエル・トッド『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』(2015) 自由貿易は諸国民間の穏やかな商取引であるかのように語られますが、実際にはすべての国のすべての国に対する経済戦争の布告なのです。自由貿易はあのジャングル状態、今ヨー...
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カナダ、メキシコ、ニュージーランドの外交戦略 – 櫻田大造『対米交渉のすごい国』

読書案内櫻田大造『対米交渉のすごい国』(2009)小国の対米戦略 2009年刊行。 カナダ、メキシコ、ニュージーランドのような小国が、いかにして独自の対米交渉を展開したかを検証した本。 著者はこの三国の外交政策の事例から、対米交渉の際の鉄則...
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アメリカの政策に翻弄される南米諸国 – 石井陽一『「帝国アメリカ」に近すぎた国々 ラテンアメリカと日本』

石井陽一『「帝国アメリカ」に近すぎた国々 ラテンアメリカと日本』(2009)哀れメキシコよ。アメリカにあまりにも近く、天国からあまりにも遠い。新自由主義の実験場となったラテンアメリカ 2009年の著作。 2008年9月のリーマンショックを経...
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日本の対中戦略 – 上念司『国土と安全は経済(カネ)で買える』

読書案内上念司『国土と安全は経済(カネ)で買える』(2014) 日本は、積極的に支那と戦争をする必要はありません。ひたすらアベノミクスで経済力を強化しつつ、支那を取り囲む国々と経済的な連携を強め、「静謐を保つ」ことに専念すればいいのです。放...
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軍事大国化する中国 – 孫崎享『不愉快な現実』

読書案内孫崎享『不愉快な現実』(2012)世界最大の経済大国となった中国 2012年刊行。 中国は今後10年以内に、経済、軍事の両面でアメリカと肩を並べる大国になる――― これは、誰もが予想していながら、多くの人が目を背けている現実だろう。...
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新安保法制は大丈夫? – 孫崎享『日米同盟の正体』

読書案内孫崎享『日米同盟の正体』(2009)新・安保関連法制 2009年刊行。 2015年9月、平和安全法制関連2法が可決、成立した。この安保法制によって、従来の専守防衛という憲法解釈が大きく変更され、集団的自衛権を認めることになった。そし...
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世論操作するアメリカ – 堤未果『アメリカから<自由>が消える』

読書案内堤未果『アメリカから<自由>が消える』(2010)世論を誘導する政治 2010年刊行。 9.11のテロから10年以上が経過した今でも、テロの影に怯え、国民への監視を強化していくアメリカの姿が描かれている。 アメリカの歴史を振り返ると...
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繰り返される右翼テロ – 河野博子『アメリカの原理主義』

読書案内河野博子『アメリカの原理主義』(2006)極右テロの頻発 2006年刊行。第二次ブッシュ政権下で、泥沼化するイラク戦争を主導した右派勢力とそれを支持する国民世論の右傾化を取材した本。 80年代末から90年代にかけて、アメリカでは極右...
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中東の政治的空白が生んだ怪物 – 池内恵『イスラーム国の衝撃』

読書案内池内恵『イスラーム国の衝撃』(2015) 独裁政権の暴力に頼っている限りは、過激派の発生は止まず、かといって過激派の抑制には、独裁政権を必要とする。このジレンマにアラブ世界は、疲れ切っている。 2014年に突如として現れ、中東情勢を...
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ネトウヨとは? – その歴史と正体

ネット右翼とは何か?ネットの黎明期から存在し、差別的、排外的な言説を繰り返す人々―――ネトウヨの今日までの流れをネット言論が登場する以前の90年代後半の保守言論まで遡ってまとめてみたい。保守思想の興隆(90年代後半) 90年代後半、「新しい...
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