07 Newslabo

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暮らし・生活

日本の都市はなぜ住みにくいのか? – 都市計画の欠如

都市計画の不在 日本の都市はなぜ住みにくいのか——— 都市計画がほとんど機能しておらず、都市の中核となるべき中心部──北米で言うところの「ダウンタウン」のような区域──が明確に定義されないまま、都市は無秩序に拡大を続けている。そのため、都市...
政治

公共事業に群がる人々 その2 – 藤井聡『公共事業が日本を救う』

書評(残念な本)藤井聡『公共事業が日本を救う』(2010)民主党政権への批判本 2010年に刊行された本。 2009年8月に民主党政権が誕生しているので。。。もう執筆動機がミエミエの「政治的」本。 当時、民主党政権が発足し、公共事業への予算...
政治

公共事業に群がる人々 – 中野剛志・藤井聡『日本破滅論』

書評(残念な本)中野剛志・藤井聡『日本破滅論』(2012)公共事業の妥当性とは? TPP反対派の中野氏と、公共事業推進派の藤井氏による対談本。 何が「破滅」なのかは今ひとつ明確ではなかったが、内容としては── 経済政策はデフレ脱却を最優先の...
事件・不祥事

【福島第一原発事故】計画停電とは何だったのか?

電力供給量見通しを偽る東京電力 2011年3月11日、東日本大震災による福島第一原発事故から数日後、3月14日から4月8日まで東北電力および東京電力の管内では、計画停電が実施された。事故の影響により、原発の安全確認が必要となり、電力の供給量...
事件・不祥事

福島第一原発事故 – 停止後も続くその危険性

停止後もつづく原子炉の危険性 原子力発電所は、他の発電所と比べ、その危機管理のあり方が大きく異なります。 最も異なる点は、発電を停止してもすぐには安全にならないということです。たとえば火力発電所では、燃料の供給を止めれば発熱は止まりますが、...
事件・不祥事

福島第一原発事故はなぜ起こったか? – 日本の原子炉の特徴とその課題

日本の軽水炉 - 特徴と課題 日本の商業用原子炉はすべて「軽水炉」で構成されており、その型には「沸騰水型原子炉(BWR)」と「加圧水型原子炉(PWR)」の2種類があります。これらはアメリカで開発された技術を導入したもので、日本独自の改良はあ...
事件・不祥事

福島第一原発事故 地震発生直後からの時系列を見る

人類史上最も深刻な原子力事故 2011年3月11日、14時46分——— 東北の三陸沖を震源として、マグニチュード9.0の大地震が東日本を襲った。日本の観測史上最大規模のものだった。死者2万人、行方不明者3千人という甚大な人的被害をもたらした...
政治

選挙に行こう! – 津田大介『ウェブで政治を動かす!』

読書案内津田大介『ウェブで政治を動かす!』(2012)若者の選挙離れ 2012年刊行。 本書の冒頭では、かなり衝撃的な数字が紹介されている。曰く、過去10年近くにわたり、国政選挙における20代の投票率は40%を下回っている。一方で、70歳を...
労働・就職

「追い出し部屋」の見過ごされるもう一つの問題点 – あなたの隣のアイヒマン

解雇に対して不釣り合いな負担と労力 デフレ経済の長期化に伴い、「追い出し部屋」が社会問題として取り上げられるようになっている。 追い出し部屋とは、企業が不要と見なした従業員を自主退職に追い込むために設置する特定の部署を指す。 では、追い出し...
労働・就職

【大企業名一覧】追い出し部屋とは? – 整理解雇のの難しさが生んだ現代日本の怪談

追い出し部屋とは? 追い出し部屋——— それは、現代日本の怪談話である。夜な夜な、日本の一流企業と言われる大企業の一室から、泣き声が聞こえてくるという。。。それも、大の大人の、おっさんの泣き声だ。。。 いちま~い、にま~い、さんま~い、よん...
労働・就職

ユニクロ潜入捜査! – 横田増生『ユニクロ帝国の光と影』

読書案内横田増生『ユニクロ帝国の光と影』(2013)ブラック企業との対立 前回の記事で今野晴貴氏の『ブラック企業』を取り上げたが、その著書の中でなぜかユニ黒の名前だけが伏せられていた。名前が伏せられていた理由は、出版元の文芸春秋社がすでに別...
労働・就職

デフレ経済下で使い捨てにされる若者 – 今野晴貴『ブラック企業』

読書案内今野晴貴『ブラック企業』(2012)ブラック企業が、今、注目されるワケ 労働環境が著しく劣悪な会社——— そうした企業がネット上で「ブラック企業」と呼ばれるようになったのは、2005年前後かららしい。2008年のリーマンショック以降...
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