まずはこれだけ!最小限の知識から始める「筋活(Work Out)」
健康と体力の維持のために必要な運動。
しかし、どの程度の、どのような運動が必要でしょうか?
運動や健康に関する情報は巷に氾濫していて、自分に何が適切なのか調べれば調べるほどわかりにくくなることってありませんか?
ここでは、「筋活(work out)」を始めるにあたって必要な最小限の知識をまとめてあります。日々の健康を維持するための運動に関してであれば、必要十分な量の情報です。まずは、これだけ覚えて筋活を始めましょう。
年齢を重ねても活動的でいられるように、筋力の維持と体力の向上を目的とした運動と食事を続けること。
運動を続けるために
筋活(Work Out)は、「始めやすさ」と「習慣づけ」に特化した方法論です。以下にその特徴をあげてみましょう。
・他人と比較しない。
・無理をしない。
・高額な費用をかけない。
・習慣化することを重視する。
・精神衛生の向上を一番の目的とする。
まずは3カ月を目標に運動を続けましょう。運動は、3カ月継続すると習慣化しやすくなります。
筋活が想定する運動とは
・筋トレ10回1セットを3回、4種類以上。(無酸素運動)
有酸素運動、無酸素運動をそれぞれ、週1~2回程度を目標に行いましょう。
筋活前後の食事について
運動前
・食事をとる時間がない場合は、1時間ほど前に軽食(おにぎり・バナナなど)を取っておく。
食事をとった直後の場合、消化のために血流が胃に向かってしまうので、運動の効果が低くなってしまいます。また、胃に食べ物が残った状態で運動をすると、吐き気や気分を悪くすることがあります。
空腹時(最後の食事から6時間以上)の運動も避けましょう。空腹時の運動は、低血糖を起こしてめまいを起こすことがあります。
運動後
・運動後1~2時間の間に、固形物の食事ではなく、プロテインドリンクなどでタンパク質を補給する。
運動直後にしっかりとした食事をとることは、胃への負担が大きく、消化不良の原因となります。
有酸素運動時に気を付けること
走歩行法
走ったり、長距離を歩いたりするときは、姿勢に気を付けましょう。正しい走り方、歩き方をまず覚えることが重要です。間違った姿勢まま運動を続けると、ひざを痛める危険があります。
・つま先がまっすぐ進行方向に垂直になるように走る。(つま先が外側に向かないようにする)
呼吸法
有酸素運動の最も基本となるのが呼吸法です。正しく呼吸し、息を整えることで、より長い時間の運動が可能になっていきます。
・鼻から吸い、口から吐く。
・胸式ではなく腹式で呼吸する。
無酸素運動時に気を付けること
呼吸法
負荷の強い運動をする際に十分な酸素が必要になります。筋トレ時は、呼吸法をしっかり意識して十分な酸素を取るよう心掛けましょう。正しく呼吸ができていないと、脳への酸素供給が不足し、めまい、吐き気、頭痛を引き起こすことになり、大変危険です。
・腹式ではなく胸式で呼吸する。
Let’s Do Exercise!!
運動や食事に関する情報は、ネット上に大量に出回っていますが、初心者にとってはこの範囲で十分です。まずこれだけ覚えて運動を始めましょう。