暮らし・生活 実はギャンブル大国だったニッポン – 若宮健『パチンコに日本人は20年で540兆円使った』 読書案内若宮健『パチンコに日本人は20年で540兆円使った』(2012)世界最大のギャンブル大国日本 2012年刊行。 著者は、日本のメディアが一切、報道しなかった韓国でのパチンコ全廃をいち早く取材し、著書としてまとめた若宮氏。本書では、パ... 2015.03.21 暮らし・生活
暮らし・生活 パチンコを全廃させた韓国 – 若宮健『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』 読書案内若宮健『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』(2010)日本で報道されなかった韓国のパチンコ全廃 パチンコ産業において、韓国・北朝鮮系の資本が多くを占めていることは、一般にも広く知られている。しかし、韓国がすでにパチンコを全廃して... 2015.03.20 暮らし・生活
独立・起業 起業にお金はいらない – クリス・ギレボー『1万円起業』 読書案内クリス・ギレボー『1万円起業』(2013)起業することに資金は要らない 原書は2012年の出版。 前回の記事で紹介した「身の丈起業」に近い考え方で、起業をもっと身近なものとして捉えようという本。 従来、起業といえば、資金を集め、登記... 2015.03.06 独立・起業
独立・起業 起業をもっと身近に – 一橋総合研究所『「身の丈」起業のすすめ』 読書案内一橋総合研究所『「身の丈」起業のすすめ』(2005)起業に対する考え方をもっと柔軟にするために 「身の丈起業」とは非常にいい言葉だと思う。 起業というとかなりな資本金を準備し、非常に高いriskをとるものという印象があるが、むしろ将... 2015.03.05 独立・起業
経済 1000兆円!? 膨れ上がる日本の借金 – 川北隆雄『日本国はいくら借金できるのか?』 読書案内川北隆雄『日本国はいくら借金できるのか?』(2012)ギリシアと日本の違い 日本の財政危機は、年々その深刻さを増している。経済協力開発機構(OECD)の発表(2012年6月)では、日本政府の借金は、対GDP比で214.1%。政府債務... 2015.03.02 経済
経済 大量発行され続ける日本国債、ホントに大丈夫? – 辛坊治郎・辛坊正記『日本経済の不都合な真実』 読書案内辛坊治郎・辛坊正記『日本経済の不都合な真実』(2011)日本政府の借金、1000兆円間近っ!! 政府の借金である国債発行残高が、そろそろ1,000兆円に近づいている。このまま大量発行を続けていて、日本国債は海外からの信用を維持し続け... 2015.03.01 経済
政治 格差問題をまるで理解しない(自称)専門家たち – 山田昌弘『希望格差社会』 書評(残念な本)山田昌弘『希望格差社会』(2004)文明批評を根拠に語る経済問題 発表当時、非常に話題となり、かなり売れた本である。しかし、内容自体は極めて粗雑で、流行語を生み出したこと以外には、ほとんど価値はない。(断言する。) 現在の日... 2015.02.26 政治
政治 格差問題をネタに商売にしようとする人たち – 三浦展『下流社会』 経済格差が社会問題化し、さまざまな場で議論されて注目されるようになると、必ずその話題に乗って、一儲けしようと考える人たちが現れる。今回読んだものそんな本。。。書評(残念な本)三浦展『下流社会』(2005)実態調査ではなく、意識調査 総中流化... 2015.02.25 政治
暮らし・生活 日本のファストフードの歴史 – History of Japanese Fast Food 日本にとってFast Foodとは何か「安い、早い、うまい」 ファストフードの三原則である。日本でファストフードが広まり始めたのは、1970年代から1980年代にかけてで、核家族化の進行や家庭における「食の外注化」の拡大と軌を一にしている。... 2015.02.23 暮らし・生活
暮らし・生活 戦後の食文化は豊かになったのか – 中村靖彦『コンビニ ファミレス 回転寿司』 読書案内中村靖彦『コンビニ ファミレス 回転寿司』(1998)巨大な食品産業 1996年、国内で生産された食糧原材料は12.4兆円。内訳としては、農業総産出額が10.2兆円、水産が2.2兆円。 一方、食品製造業の総産出額は、31兆円。さらに... 2015.02.22 暮らし・生活
労働・就職 深夜営業は必要か?- すき家の報道から考える 深夜営業停止で赤字となったすき家 牛丼チェーン店「すき家」を運営するゼンショーは、2014年4月から12月期の連結決算が最終損益24億円の赤字になると発表した。日経の記事によれば、客数は2%減にとどまっているので、輸入原材料の高騰が利益率を... 2015.02.21 労働・就職
企業・経営 電子書籍は日本で普及しない!? – 山田順『出版大崩壊』 書評(残念な本)山田順『出版大崩壊』(2011)根拠のない電子書籍懐疑論 2011年刊行の本。 前年の2010年は、「日本の電子書籍元年」になると騒がれていた年だ。だが、日本では電子書籍の普及は遅れに遅れ、Amazon.co.jpで日本語対... 2015.02.12 企業・経営