- 2015-09-04
タコツボ化する日本語からの脱却を目指して – 加賀野井秀一『日本語を叱る!』
加賀野井秀一『日本語を叱る!』(2006) タコツボ化する日本語 2006年刊行。 前作『日本語の復権』と同じく、「甘やかされた日本語」に喝を入れ、日本語の表現能力を鍛え直そうというもの。前作よりも […]
加賀野井秀一『日本語を叱る!』(2006) タコツボ化する日本語 2006年刊行。 前作『日本語の復権』と同じく、「甘やかされた日本語」に喝を入れ、日本語の表現能力を鍛え直そうというもの。前作よりも […]
加賀野井秀一『日本語の復権』(1999) 中身のない言葉が溢れる日本語 1999年刊行。 日本語から見る日本人論。 今の日本には空疎で中身のない言葉が溢れている―― 紋切り型で形式的な挨拶文、コ […]
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読書案内 大島直政『イスラムからの発想』(1981) 一般のイスラム教徒には、異教徒と理解し合おうという思想はない、ということを心得ておかねばならない――― 異文化間での相互理解の基本は、「お互い […]
読書案内 池内恵『イスラーム国の衝撃』(2015) 独裁政権の暴力に頼っている限りは、過激派の発生は止まず、かといって過激派の抑制には、独裁政権を必要とする。このジレンマにアラブ世界は、疲れ切ってい […]
ネット右翼とは何か?ネットの黎明期から存在し、差別的、排外的な言説を繰り返す人々―――ネトウヨの今日までの流れをネット言論が登場する以前の90年代後半の保守言論まで遡ってまとめてみたい。 保守思想の興 […]
読書案内 古谷経衡『若者は本当に右傾化しているのか』(2014) 統計から見る若者の右傾化 13年末に公開された『永遠の0』のヒットや14年2月の都知事選で田母神候補が20代有権者の24%の得票率を […]
読書案内 安田浩一『ネットと愛国』(2012) 「あの人たちだって、楽しくてしかたないって人生を送ってるわけじゃないんだろ?そりゃあ腹も立つけど、なんだか痛々しくて、少なくとも幸せそうに見えないなあ」 […]
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2001年、中国の世界貿易機関WTOへの加盟 1978年、鄧小平指揮の下、改革開放を実施し、市場経済を導入した中国。以来、急速な経済発展を進めて、世界の工場としての役割を果たしてきた。 そして、20 […]
(上海の高層ビル群) 読書案内 門倉貴史『中国経済の正体』(2010) リーマンショック後も堅調な中国経済 2010年刊行。 中国がGDPで日本を抜く直前の経済状況を解説している。 2008年のリ […]
読書案内 橋爪大三郎・大澤真幸・宮台真司『おどろきの中国』(2013) そもそも「中国」ってなに? 2013年刊行。著名な社会学者三人による鼎談。 前半は、社会学者らしく、ヴェーバー流の比較社会学 […]
読書案内 茂木健一郎『クオリア入門』(2006) クオリアとは何か? 私たちの心の中のすべての表象は、クオリアという単位からできている。 クオリアとは心の中で感じ取ることのできる質感のことだ。心の中 […]
読書案内 生田哲『よみがえる脳』(2010) カナリアの歌から カナリアは、毎年春になると新しい歌を歌うそうだ。 その他のほとんどの鳥は、その鳴き方を一生を通じて変化させない。しかし、カナリアだけは […]