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【選挙の仕組み】国政選挙とは? – 衆議院総選挙と参議院通常選挙

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国政選挙とは

 国政選挙とは、国政に関わる選挙のことで、国会議員を選出します。

 日本の国政選挙は、衆議院と参議院の二院制に基づいて行われるため、衆議院議員総選挙と参議院議員通常選挙の二つがあります。それぞれの選挙制度について詳しく見ていきましょう。

衆議院総選挙

 衆議院の全議員を選出する選挙で、一般的には「総選挙」と呼ばれます。任期満了(4年)または衆議院の解散によって実施されます。選挙は、小選挙区制と比例代表制の二つの方式で行われます。

  • 小選挙区制:全国を289の選挙区に分け、各選挙区から1名の議員を選出します。有権者は候補者の名前を記入して投票します。
  • 比例代表制:全国を11のブロックに分け、各ブロックごとに政党の得票数に応じて議席が配分されます。有権者は政党名を記入して投票します。

定数

  • 小選挙区選出議員:289名
  • 比例代表選出議員:176名
  • 合計:465名

参議院通常選挙

 参議院の半数の議員を選出する選挙で、一般的には「参議院選挙」と呼ばれます。参議院には解散がないため、任期満了(6年)によって3年ごとに実施されます。選挙は、選挙区制と比例代表制の二つの方式で行われます。

  • 選挙区制:全国を45の選挙区に分け、各選挙区から定数に応じた人数の議員を選出します。有権者は候補者の名前を記入して投票します。
  • 比例代表制:全国を単一の選挙区とし、政党の得票数に応じて議席が配分されます。有権者は政党名または候補者名を記入して投票します。

定数

  • 選挙区選出議員:148名
  • 比例代表選出議員:100名
  • 合計:248名

 これらの選挙制度は、日本の民主主義を支える重要な仕組みです。有権者として、制度の理解を深め、適切な判断を行うことが求められます。

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