Appleのプロセッサの利点と魅力とは
Appleは、ARMアーキテクチャをベースに独自設計したチップ(Mシリーズ・Aシリーズ)を使用しており、CPU・GPU・メモリ・AI処理(Neural Engine)などを統合したSoC(System on a Chip)を採用。これにより、非常に高いパフォーマンスと電力効率を両立している。
バッテリー寿命の大幅な向上
Intel製CPUと比べて消費電力が大幅に少ないため、MacBookなどでは長時間のバッテリー駆動が可能(例:MacBook Airで18〜20時間程度)。
静音・発熱の少なさ
発熱が少なく、ファンレス設計が可能なため、静音性が高く、長時間の使用でも熱を持ちにくい。
Apple製ソフトとの最適化
Appleはハードウェアとソフトウェアの両方を自社で開発しているため、macOSやiOSとの最適化が非常に進んでいる。そのため、アプリの起動が速く、スリープ復帰も高速になっている。
高速なメモリと統合設計
「ユニファイドメモリアーキテクチャ(UMA)」により、CPU、GPU、AIエンジンが共有メモリに高速アクセスできるため、画像処理や動画編集などにおいて非常にスムーズな動作が可能。
長期的なアップデートとサポート
Appleは自社プロセッサ搭載機へのOSアップデートを長期間提供するため、セキュリティ面やソフトウェア互換性でも安心。
AI・機械学習処理の高速化
Neural Engineにより、AI処理(顔認識、音声認識、画像分類など)が高速化され、開発者にも利用しやすくなっている。
Appleのプロセッサは、「効率」「統合設計」「ユーザー体験の向上」を重視しているのが分かる。特に、今後、利用機会が飛躍的に増えると思われるAI(人工知能)に最適化した設計になっている。
Appleが提供するAI「Apple Intelligence」の日本語対応も今月初旬(2025年4月)から始まる。
AIの一般利用は急速に拡大していくだろう。
今までWindowsしか使ってこかなかったが、今後のAI利用を考慮して、Appleに乗り換えることにした。
ソリティア爆速である。
もうオセロなんて考えてる暇さえないからね。
Apple製チップの性能の高さが窺い知れる。
で。
本題。
MacbookやiMacなど、新しくApple製品を使い始めて最初に覚えておきたいこと、設定した方がいいこと。
特に、WindowsからMacに乗り換えて場合、多少戸惑うことがあるので、Windowsに使い慣れた人が、iOSで最初に設定しておいた方がいいものを紹介したい。
ファイル管理について
Windows
- 「エクスプローラー」で一元的に管理、階層構造で分類される。
- ドキュメント、ピクチャ、デスクトップなどの標準フォルダがある。
- ファイル名や拡張子でソート・フィルタ可能。
- USBや外付けHDDなど、ストレージの扱いが自由。
- ネットワーク共有フォルダやクラウド(OneDrive)とも統合しやすい。
- 「右クリック → 名前の変更 / プロパティ / コピー」など細かい操作が可能。
ファイルは、自分で管理するのが前提であり、利用者がファイルの場所・構造を把握しやすい設計になっている。
iOS
- ファイルは、クラウド(iCloud)上で管理するのが前提。クラウド上のファイルをローカル(端末)で開いて操作する。
- 基本的に各アプリごとでファイルを管理する。
- 共通フォルダは限られていて、アプリ間のファイル共有は制限される。
- 別端末へのファイル移行は、対応アプリへと移行させる。
- 拡張子は表示されない。拡張子での操作は基本的に行わない。
利用者がファイル管理をあまり意識しなくてすむように設計されている。
WindowsとiOSでは、ファイル管理についての設計思想そのものが異なっている。
ファイルを自分で管理したい人にとっては、Apple製品は、非常に使いづらく感じる。
Macbookでファイルを自己管理する
MacbookをWindows likeで使いたい場合は。。。
- 設定からiCloudとの同期をオフにする。
- 「Finder」で、保存先を指定管理する。
ファイルをなるべく自己管理したい場合のFinderのおススメ設定は。。。
Finderの「設定」から
- 「フォルダを新規ウィンドウではなくタブで開く」を選択
- 「すべてのファイル名拡張子を表示」を選択
Finderの「表示」から
- 「タブバーを表示」を選択
- 「パスバーを表示」を選択
キーボード操作について
iOS
- デリート Control + D
- 右クリック 二本指でタップ or Controlを押しながらタップ
- 言語切り替え Control + Space
- スクリーンショット Command + Shift + 3(または4)
MacbookでWindowsのキー操作に近づける
Windowsでのキー操作に慣れている場合は、 設定でControlとCommandを入れ替えると操作感がWindowsに近くなる。
Windowsのショートカットは、Controlキーが中心、一方iOSはCommandキーが中心なため、設定でControlとCommandを入れ替えると、だいぶ操作がWindowsの感覚に近くなる。
またWindowsであれば、一つのキーで済む操作が、iOSでは、Controlキーとの組み合わせなものが多いため、スペースキーの両側のCommandキーをControlキーとして配置しておいた方が、複数押しの操作の際に楽になる。
M4プロセッサの性能の高さに惹かれて、Macbookを購入しただけで、操作はWindows的に使いたいという方は参考にしてみてほしい。
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