(=´・ω・) : 東洋文庫に行ってきたよー
(* `・д・) : 東洋文庫?何それ?
(=´・ω・) : 貴重な東洋関連の文献を集めて展示してあるミュージアムだよ。
(* `・д・) : へー。図書館を博物館にしたような感じ?
(=´・ω・) : うん。まぁ、そんな感じだね。
東洋文庫の基礎は、1917年に三菱財閥の第3代総帥岩崎久弥が、当時中華民国の総統府顧問を務めていたジョージ・アーネスト・モリソンの所蔵する、中国に関する欧文文献の膨大なコレクション(モリソン文庫)を購入したことに始まる。さらにバックには井上準之助蔵相の強力な後押しと根回しがあったことも否定できない。井上準之助蔵相は初代の東洋文庫の理事長にも就任している。
岩崎久弥はモリソン文庫に加えて和書・漢籍をはじめとする東洋諸言語文献を収集し、日本を含めた東洋全域を網羅的に扱うコレクションを構築したうえで1924年に東京本駒込の地に民間の図書館兼研究所である財団法人東洋文庫を設立した。
(* `・д・) : へぇ~。なるほどねー!
。。。って、Wikipediaの解説、棒読みしてるだけだろっ💢💢
(=´・ω・) : あれ?わかった?
(引用: 東洋文庫 – Wikipedia)
(* `・д・) : いつからそんな博識になったんだよ!? すぐ分かるよっ!
(=´・ω・) : いやー、Wikipediaの解説が、東洋文庫のホームページの解説よりも詳しいもんだから、つい。。。
(* `・д・) : (笑)。
まぁ確かにそれ、「博物館あるある」だよね。
(=´・ω・) : 面白い逸話が載ってたから、ついでに紹介しとくね。
設立後、久弥自身は文庫の運営に一切関わろうとはしなかったが、必要な図書費や研究費の支援は惜しみなく行った。三菱の海外支店をつうじて代金の支払いが確実になされるため、東洋に関する良書や貴重書が現れるや、世界中の書店が先を争って文庫に購入を持ちかけた。
東洋文庫 – Wikipedia
(* `・д・) : 世界中ってすごいね。相当な高値で買い取ってたのかな?
(=´・ω・) : ブックオフとは大違い。
(* `・д・) : 三菱財閥とブックオフを比べるんじゃないっ!
でも、すごい蔵書の量になってそう。
(=´・ω・) : うん。東洋文庫ミュージアムで公開されてるのは、ほんの一部みたいだけど、そのなかでもモリソン文庫は圧巻だよ。
こんな感じ↓
(* `・д・) : おおっ!なんか、カッコイイね!
(=´・ω・) : そう。撮影OKなんだよ。フラッシュは禁止だけど。
(* `・д・) : なにか、他に面白い展示はあったの?
(=´・ω・) : 自分が一番スゴイって思ったのがこれかな。
(* `・д・) : ドストエフスキーの初版本か~。
すごいね。でも、これだけ分厚いと読むの大変そう。
(=´・ω・) : ホント辞書みたい。
他にもいろんな展示があって面白かったよ。
(* `・д・) : ほんと、こういう古い洋書って、眺めてるだけでもかっこいいよね。
でも、これって何の本なんだろ?
(=´・ω・) : ワカラン。
(* `・д・) : おい!
(=´・ω・) : たぶん東洋関連の本。
(* `・д・) : そりゃ、東洋文庫なんだから、当たり前だろー
(=´・ω・) : だって、背表紙見ても何の本かさっぱり分からん。
(* `・д・) : 。。。
確かに、さっぱり分からない。。。
(=´・ω・) : 蔵書ってのは、本棚に並べて、背表紙を眺めるのがいいんだよ。
(* `・д・) : おい!それ、ただのインテリア。
(=´・ω・) : いやー、つん読本が増えてくると、本って実は、インテリアだよなぁって思えてくるんだよね。
(* `・д・) : 読み切れないのに、不必要な本いっぱい買ってくるからだよ!しかもブックオフで。
で、ここの本は、実際に手に取って読むことはできるの?
(=´・ω・) : それはダメ。
東洋文庫ミュージアムに展示されている本は、全部、触れることは禁止。
(* `・д・) : やっぱり、インテリアかいっ!