PR|記事内に広告が含まれています。

歴史・文化

広告
歴史・文化

日本戦時下の笑い

読書案内早坂隆『日本の戦時下ジョーク集 満州事変・日中戦争編』(2007)昭和日本の芸能史 昭和初期から太平洋戦争の直前まで、いわゆる戦時下を生きた庶民の笑いを取り上げている。 昭和は確かに政治、外交ともに激動の時代だったが、本書が扱ってい...
歴史・文化

全ての道はローマに通ず – All roads lead to Rome

(画像:パエストゥム)全ての道はローマに通ず ― Omnes viae Romam ducunt 「すべての道はローマに通ず」(Omnes viae Romam ducunt)——この有名な言葉は、単なる比喩ではなく、古代ローマ帝国が築いた...
歴史・文化

ローマはなぜ滅んだか? – 覇権主義と市民概念の崩壊

ローマはなぜ滅んだのか? ——人類史上初の「世界帝国」は、いかにして終焉を迎えたか—— ローマ帝国の滅亡は、かつて自らが滅ぼしたライバル国家カルタゴの運命と、ある意味で重なっている。 カルタゴは一時期、地中海世界における商業と海洋覇権を手中...
歴史・文化

【古代の謎】世界最古の神殿?古代遺跡ギョベクリ・テペの謎

人類史最古の神殿遺跡ギョベクリ・テペ ギョベクリ・テペという名前を聞いたことがありますか? なんだか呪文のような名前ですが、ギョベクリ・テペとは、トルコ南東部にある古代遺跡のことです。 直径300メートルほどの丘に、高さ6メートル、重さ20...
歴史・文化

相互理解は可能か? – 大島直政『イスラムからの発想』

読書案内大島直政『イスラムからの発想』(1981) 一般のイスラム教徒には、異教徒と理解し合おうという思想はない、ということを心得ておかねばならない——— 異文化間での相互理解の基本は、「お互いを理解できないということを理解する」という点か...
歴史・文化

ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』に潜む西欧中心主義──正当化される歴史の構図

読書案内ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』(1997)環境決定論の罠──ジャレド・ダイアモンドと西欧文明の自己正当化 ジャレド・ダイアモンドは、環境要因を軸に人類史を読み解く壮大な構想を本書で展開している。しかしその歴史観には、深刻な...
歴史・文化

ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』を読み解く:人類史を地理から再構築する試み

読書案内ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』(1997)壮大な人類史への試み 本書『銃・病原菌・鉄』の原著は1997年に刊行。現在では20年以上前の著作となる。邦訳は文庫版で上下巻に分かれている。 さすがに刊行から時間が経過しており、現...
タイトルとURLをコピーしました