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統計から見るネトウヨの実態 – 古谷経衡『若者は本当に右傾化しているのか』

読書案内古谷経衡『若者は本当に右傾化しているのか』(2014)統計から見る若者の右傾化 13年末に公開された『永遠の0』のヒットや14年2月の都知事選で田母神候補が20代有権者の24%の得票率を獲得したことなどから、近年、若者の右傾化論が取...
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矮小化された保守思想の末路 – 安田浩一『ネットと愛国』

読書案内安田浩一『ネットと愛国』(2012)「あの人たちだって、楽しくてしかたないって人生を送ってるわけじゃないんだろ?そりゃあ腹も立つけど、なんだか痛々しくて、少なくとも幸せそうに見えないなあ」 在特会という過激なレイシスト集団がネット上...
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中国の市民社会化はなぜ失敗したのか? – 転換点の2001年を振り返る

2001年、中国の世界貿易機関WTOへの加盟 1978年、鄧小平指揮の下、改革開放を実施し、市場経済を導入した中国。以来、急速な経済発展を進めて、世界の工場としての役割を果たしてきた。 そして、2001年12月、中国は世界貿易機関WTOに加...
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やっぱり良く分からない中国 – 橋爪大三郎・大澤真幸・宮台真司『おどろきの中国』

読書案内橋爪大三郎・大澤真幸・宮台真司『おどろきの中国』(2013)そもそも「中国」ってなに? 2013年刊行。著名な社会学者三人による鼎談。 前半は、社会学者らしく、ヴェーバー流の比較社会学的な見地から、中国社会の特徴を描いている。 社会...
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リベラリズムのジレンマ – 佐伯啓思『自由とは何か』

読書案内佐伯啓思『自由とは何か』(2004) 2004年刊行。 自由という身近でありふれた概念をその思想的な根拠から問い直している。今の日本であまりにも当然のものになりすぎて、切実感の失われた自由というものに対して、いかにその意味を問い直す...
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格差問題をまるで理解しない (自称) 専門家たち – 山田昌弘『希望格差社会』

書評(残念な本)山田昌弘『希望格差社会』(2004)文明批評を根拠に語る経済問題 発表当時、非常に話題になり、かなり売れた本だが、内容自体は極めて粗雑で流行語を作ったということ以外には何の価値もない本。 現在の日本では経済格差が広がり、社会...
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格差問題をネタに商売にしようとする人たち – 三浦展『下流社会』

書評(残念な本) 経済格差が社会問題化し、さまざまな場で議論されて注目されるようになると、必ずその話題に乗って、一儲けしようと考える人たちが現れる。今回読んだものそんな本。。。三浦展『下流社会』(2005)実態調査ではなく、意識調査 総中流...
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公共事業に群がる人々 その2 – 藤井聡『公共事業が日本を救う』

書評(残念な本)藤井聡『公共事業が日本を救う』(2010)民主党政権への批判本 2010年刊行の本。 2009年8月に民主党政権が誕生しているので。。。もう執筆動機がミエミエの「政治的」本。 当時、民主党政権が発足して、公共事業への予算削減...
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公共事業に群がる人々 – 中野剛志・藤井聡『日本破滅論』

書評(残念な本)中野剛志・藤井聡『日本破滅論』(2012) TPP反対派の中野氏と公共事業推進派の藤井氏との対談本。 何が破滅なのか、イマイチよく分からなかったが、内容はというと。。。 経済政策はデフレ脱却に目標を絞るべきこと、TPP(関税...
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選挙に行こう! – 津田大介『ウェブで政治を動かす!』

読書案内津田大介『ウェブで政治を動かす!』(2012)若者の選挙離れ 2012年刊行。 本書の冒頭で結構衝撃的な数字が出てくる。曰く、国政選挙の投票率は、この10年近く、20代の投票率が40%を切っている。一方70才を超える人々の投票率は8...
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