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政治

【消費税増税】誰が本当に税を払っているのか? – 大企業有利に働く消費税制度のカラクリ

消費税増税の背景にあるもの 再び、消費税が引き上げられようとしている。 景気後退を招く可能性が高いにもかかわらず、財務省だけでなく、経団連をはじめとする財界もこれを後押ししている。政官財が一体となって、「増税ありき」の議論が進められているの...
政治

【脱原発】オーストリア – 原発ゼロへの歩み

脱原発を選んだオーストリアの「国民の意思」 オーストリアには、現在稼働中の商業用原子力発電所は、一基もない。 今後もおそらく、原子力発電の利用はないだろう。なぜならオーストリアは、憲法で原発の建設、および稼働を禁止しているからだ。憲法で「脱...
労働・就職

みなし労働時間制 – 長時間労働を巡る攻防 その3

高度プロフェッショナル制度とは何か——長時間労働を合法化する“抜け道” 安倍首相が「70年に及ぶ労働基準法の歴史的な大改革」として位置付け、今国会での成立を目指している働き方改革関連法案。過労死やうつ病の要因となっている長時間労働の是正を目...
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労働・就職

裁量労働制 – 長時間労働を巡る攻防 その2

拡大の一途を辿る裁量労働制 裁量労働制は、1987年の労働基準法改正によって導入された制度である。この制度では、実際の労働時間にかかわらず、あらかじめ労使間で「みなし労働時間」を設定し、その時間を働いたものとみなす。建前上は、労働時間に関し...
労働・就職

名ばかり管理職 – 長時間労働を巡る攻防 その1

働き方改革関連法案——その狙いと矛盾を考える 2018年5月30日、安倍内閣が提出した「働き方改革関連法案」が衆議院本会議で採択された。 この法案で、時間外労働の上限規制が導入される見込みだ。 日本の労働基準法は、先進国としては例外的に、月...
環境

音の風景が失われた国——Soundscapeから見た日本の都市空間

サウンドスケープ(Soundscape)とは何か サウンドスケープ(Soundscape)とは、「音の風景」を意味する概念であり、人間の周囲に存在するあらゆる音を、ひとつの環境として捉える考え方である。カナダの作曲家・音響生態学者であるマリ...
音楽・映画

サム・クック(Sam Cooke) ─ ソウル・ミュージックの先駆者と黒人音楽ビジネスの開拓者

(画像出典: Sam Cooke - Wikipedia)サム・クック (Sam Cooke) - Soul MusicのRoots 教会音楽として発展してきたゴスペル(Gospel)を、一般大衆向けのポピュラー・ミュージックへと架橋したミ...
音楽・映画

ゴスペル音楽の起源と精神──黒人霊歌から受け継がれた祈りの歌

ゴスペル(Gospel)とは Gospel music usually has dominant vocals (often with strong use of harmony) with Christian lyrics. Gospel...
音楽・映画

黒人霊歌(Spirituals)とゴスペル──苦難と信仰の音楽史

Spirituals(黒人霊歌)とは Spirituals (or Negro spirituals) are generally Christian songs that were created by African slaves in...
企業・経営

祝!ソニー復活——98年3月期以来、20年ぶりに最高益を更新

ソニー、業績回復の背景とは──2018年に何が起きたのか? かつて「ウォークマン」や「トリニトロン」で世界を席巻したソニーは、2000年代後半以降、エレクトロニクス事業の不振などから長らく苦戦を強いられてきた。しかし、2018年3月期には連...
歴史・文化

【世界史】覇権の構造:大国アメリカの興隆 ― 制度が国を作る – アメリカに見る経済発展の歴史的条件

農業国家から工業大国へ:アメリカ発展の軌跡 1775年、ボストン茶会事件を発端にアメリカ独立戦争が勃発し、1783年に締結されたパリ条約によって、アメリカは正式にイギリスからの独立を達成した。 ここからアメリカの国家としての歩みが始まる。1...
歴史・文化

【世界史】覇権の構造:スペインの没落とイギリスの興隆 ― 植民地経営とその制度的優位性がもたらした英国の覇権

東西貿易路の覇権をめぐる競争 近代ヨーロッパの列強は、東西貿易路——すなわちアジアとヨーロッパを結ぶ交易ルート——の支配権をめぐって激しく競い合った。どの国がこの貿易の主導権を握るかによって、国の富や国際的影響力が大きく左右されたからである...
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