日経平均30年ぶりの高値
日経平均
2021年2月15日
30084.15円
前日比: +564.08(+1.9%)
2021年2月15日、日経平均が終値で3万円台に乗った。3万円を超えたのは、実に30年ぶり、1990年8月以来。
前年度の年始年末と比較すると、前年末から約1割、1年間で3割近い上昇となっている。
2021年2月15日 | 30084.15円 | ― |
2020年12月30日 | 27444.17円 | 9.6% |
2020年1月6日 | 23204.86円 | 29.6% |
市場規模
東証一部の時価総額は、730兆円を超えた。
時価総額 | |
東証一部 | 731兆2641億円 |
東証二部 | 5兆7561億円 |
ジャスダック | 10兆8385億円 |
(参照: 日本経済新聞 国内の株式市場)
GDP成長率
一方、実体経済は、コロナ禍の影響を受けて、実質GDPの成長率は、-4.8%となった。
内閣府が2月15日に発表した2020年度のGDP速報値は以下の通り。
前年比 | ||
名目GDP | 539兆3135億円 | -3.9% |
実質GDP | 529兆1881億円 | -4.8% |
(参照: 内閣府 国民経済計算GDP統計)
実体経済が縮小する一方で、株式市場には、金融緩和による資金が流入し、2020年を通じて3割近く成長。市場規模は、GDP(名目)より1.38倍の規模にまで拡大した。
実体を伴わないまま、株式市場だけが急成長している姿が窺われる。
これを今後の成長期待と見るか、バブルと捉えるか。。。
🤔🤔🤔❓❓