レゴランドはなぜ「花やしき」を目指さなかったのか?

LEGOLAND開園はしたが。。。

先月開園したばかりのLEGOLANDがさっそく不評だ。

「観光不毛の地」と揶揄される名古屋に観光の一大拠点を作る、という地元の大きな期待を背負って開園した。

東京ディズニーランド、USJに続く三大テーマパークになるのではないか、と一時期は、大きな期待を集めていた。ところがふたを開けてみれば、開園と同時に利用者からはSNSを通じて不満が続出。さらにネットがそれをあおる形で、炎上する騒ぎになった。

三大テーマパークを目指すべきか

いろいろと批判されているけれども、そもそもレゴランドは、三大テーマパークの一角を目指すような施設なんだろうか?

名古屋という土地が東京と大阪に挟まれて、対抗意識があったこと、価格設定がディズニーランドやUSJと同等であること。。。そんなところから、誘致の段階ですでに報道では、「三大テーマパークになれるか」といった見出しが躍っていた。

東洋経済オンライン

梅雨入りしたかのような曇天が続いた4月の名古屋。だが、その日は早朝に雨がやみ、澄んだ青空が広がった。これまでの経緯と今後…

しかし、レゴランドは、他の二つと比べて、規模も違うし、そもそも性格が違う。

敷地面積で言うと、ディズニーランドが51ヘクタール、ディズニーシー49ヘクタール、USJ39ヘクタールだ。だが、レゴランドは、13ヘクタールにすぎない。

レゴランドの対象年齢も2才から12才で、児童に焦点を絞っている。そのため巨大で派手なアトラクションはない。学生や大人は、はなから眼中にない。

はじめからディズニーランドやUSJと比較するのがおかしかったんじゃないだろうか。
現行の2大テーマパークと比較すれば、そりゃー、批判や不満が多数出るのは当然だろう。

海外のレゴランド

レゴランドは、1968年、デンマークに最初に開園し、欧米を中心に6ヶ所開園していて、名古屋で7ヶ所目になる。海外では非常に盛況らしい。

海外で成功しているのは、レゴブランドが日本とは比較にならないくらい浸透しているからだろう。

欧米では子供のおもちゃといえば、レゴは代表格だ。さらにレゴブロックは、知育玩具としても認知されていて、親が積極的に買い与えていたりする。
だが、日本では玩具産業は成熟しきっていて、過当競争状態だ。レゴブロックは、日本でも知名度は高いが、数あるおもちゃの中の一つという位置付けでしかない。

海外でのレゴランドは、小さな子供を抱える親が、安心して連れていける場所としての地位を築いている。小規模ながらも堅実な経営を行っているという印象だ。

レゴランドが日本で目指すべきもの

それじゃー、日本のレゴランドはどのような位置づけを目指すべきなんだろうか。
東京や大阪と張り合って、三大テーマパークを目指すべきではないことは、明らかだろう。

やはり、地元に愛される地元密着型の施設をがいいんじゃないんだろうか?

東京で言えば、花やしきのような位置づけだ。末永く愛される施設を作ろうというなら、そうするべきだぎゃぁ。

そのためには、子供が家族団欒を楽しめる施設にしなければいけない。
お弁当と水筒は、家族団欒の必須アイテムだ。こういったものを持ち込み禁止にするなどという露骨な拝金主義は改めるべきだ。

いっそのこと、しゃちほこランド(あるいは、味噌カツランド)でも作って、身の丈に合った経営で、子供が家族と楽しめる施設を作ったほうが、地域の活性化にもつながったんじゃないのかな。
今のままの経営では、ネットのネタにされて終わるのがオチじゃないだろうか。